■棒部品の工作
木の棒 棒部品の加工の説明です。加工といってもブレードステム以外は必要な長さに切断して穴をあけるだけですが、ちょっとだけコツを説明します。
画像は使用する木材です。左からブレードステム用、テールベーンステム用、本体フレーム用、支柱用になります。
棒の切断 まず、棒の切断箇所を鉛筆などでけがきます。上面だけでなく切断するときに手前になる面、反対側の面それぞれにけがいてください。切断するときは常に、けがいた鉛筆の線からずれていないか確認しながら進めてください。
切断済みの棒 切断の際には、面倒でも材料をクランプしましょう。手で押さえただけの時に比べて、切断に意識を集中できますので、切断面がずれたり、斜めになったりしてしまうことを防ぐことができます。特に本体部分に使う材料は、それなりに端面の直角度が必要になりますので丁寧に加工してください。また、使用するノコギリは一般のものよりは工作用のアサリの小さなものを使用した方が仕上げの手間が減りますのでオススメです。

■φ8ミリの穴の開け方

本体に使用する「本体A」(部品番号6)フレーム1(部品番号8)には、φ8ミリの穴をあける必要があります。
単純に1回で貫通させてしまうと裏側に大きなバリが出てしまいますが、以下の様にすればきれいにあけることができます。
※ボール盤と木工用のドリルの使用を前提にしています。お持ちでない方は読み飛ばしてください。

ボール盤1 ボール盤にφ8ミリの木工用ドリルをセットします。テーブルには捨て板を敷いてください。
ボール盤3 ドリルの先端が少しだけ捨て板に刺さるところまでストロークさせます。
ボール盤2 この状態で、ストッパのナットを固定します。
それにしてもあっちこっちサビサビですね^^; ちなみのこのボール盤、ホームセンターで5千円ぐらいだった様に記憶しています。いったいどうすりゃそんな値段で作れるんでしょうかね。
8ミリの穴あけ1 まずは表から穴をあけます。
ドリルを回転させ、ストッパが当たるところまでストロークさせると、少しだけ皮が残った状態になります。ドリル先端の小さな穴だけが貫通しています。
8ミリの穴あけ2 材料を裏返し、先ほどの小さな穴を目印にドリルを通します。
8ミリの穴あけ3 残った皮が取れて、バリのないきれいな穴があきました。



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