■支柱の工作です

まずは、2本の支柱(部品番号13)にシャフト(部品番号14)を挟むための溝を掘ります。
支柱の長さは、部品リストでは60cmとしていますが、設置場所や方法に合わせて決定してください。たとえばベランダの手すりに縛り付けるとか、コンクリートブロックの穴に差し込むなら、60cmぐらい必要でしょうし、足場用の単管に差し込んで使うならもう少し短くてもいいでしょう。
ケガキ まずは、シャフトが入る溝を掘ります。
溝の形状は三角か四角、加工しやすい方を選びます。
溝掘り1 溝は彫刻刀で彫り込むのが簡単です。
溝掘り2 溝が大きくなりすぎてガタガタになってしまうと困るので、様子を見ながら進めて下さい。
シャフトの納まりを見る 2本を合わせて、シャフトがしっかりと収まるまで彫り込みましょう。

シャフト入れる溝が彫り込めたら、次は接着です
ここは、力のかかる部分でもありますし、木材と金属の接着でもありますので、木工用ボンドではなくエポキシ接着剤を使うことをお薦めします。
 この部分を木工用ボンドで接着したことがありませんので、木工用ボンドでは本当にダメかどうか実のところわかりません。案外大丈夫かも知れませんので、どなたか挑戦してみてください。ただし苦情は受け付けませんのでご承知おき下さいね(爆)

支柱の部品 溝を掘った支柱とシャフト、エポキシ接着材、それから塗布用のヘラとマスキングテープです。
エポキシ接着材は「5分硬化型」を使っていますが、出来れば「30分」や「60分」など、作業時間に余裕のある物を使用した方が良いです。
マスキング エポキシ接着材は木工用ボンドと違い、はみ出した接着材をキレイに拭き取る事が困難ですので、あらかじめ周囲にマスキングテープを貼って養生します。
エポキシ接着剤を塗布 エポキシ接着材を支柱の両面、溝の中にも十分に塗布します。シャフトのネジの部分を溝に入れて、念のためその上からもエポキシ接着材を盛っておきます。
貼り合わせ 支柱を貼り合わせます。実際にはここで、クランパを使ったり、紐や輪ゴムで縛って硬化するまで固定しておきますが、この時は写真を撮っているうちに接着材の硬化が始まってしまい、クランプが間に合いませんでした(泣)。ですから、接着材は作業時間の長いものを使用することをお薦めします。
ある程度硬化したところでマスキングテープを剥がして、完全硬化を待てば完成です。



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