■電池に充電する（基礎編）
この「ひまわり型風力発電機」は出力がわずか２．４ｗですので、なかなか良い使い道がないことや、充電するにも長い時間が必要であることについては、「ひまわり型風力発電機とは」に書きました。
しかし、「使い道が無い」で終わってしまっては元も子もありませんし、長い時間掛かるとしても電池に充電さえすれば後は、なんとでもなるわけです。
そう言う訳で、ともかく充電する方法を紹介します。
※充電についてのご注意もご参照ください。

まずは充電器。これは、１００円ショップのセリアで買ったものです。名前は違うけれど、事実上同じものがダイソーにもあるらしいです。 で、この充電器をダイナモに接続して充電してやろうって訳ですな。

もうひとつ必要なのがこれ、ニッケル水素電池です。これもセリア。 １本でも、２本でもＯＫ。充電器の構造上、１本でも充電時間が短くなるわけではないので、ここは奮発して（笑）２本買いましょう。その方が用途が多いですからね。

話は戻って、充電器の裏のネジを外せばこんな具合に中身が出ます。 上にのっている、トランスは不要なので取り外します。

トランスを外したら、コンセントの部分も取っちゃいます。白いプラスチックの部分に爪がありますので、マイナスドライバーでこじれば簡単に外せます。

次は、トランスの線がはんだ付けされていた部分に改めて電線をはんだ付けし直します。画像では白と黒の線を使っていますが、極性はありませんので同じ色でも構いません。

充電器の加工はこれだけ。 この２本の線をダイナモに接続すれば充電ができます。 なお、ダイナモとこの充電器を離して設置する場合は、細い電線を使うと損失が大きくなりますので注意してください。

この充電器には、充電完了になると停止する機能はもちろん、充電完了を知らせてくれる機能もありません（まぁ１００円ですからね）。 ですから、ころ合いを見て自分で確認しなければなりません。 充電が完了したのを確認するには、充電器からバッテリーを外してすぐにテスターで電圧を測ります。１．４５Ｖ（下記のご注意を読んでください）以上になっていればほぼ充電完了です。画像では充電器から外して少し時間が経ってしまったので１．４４Ｖになっています。

これもセリアで売っている、バッテリーチェッカーです。テスターの代わりにこのバッテリーチェッカーで、充電完了を確認することもできます。 ただし、この手のバッテリーチェッカーはかなり電池を消耗しますので、頻繁に測ると、せっかく溜まった電力を使ってしまい、いつまでも充電が完了しないってことにもなりますので、注意してください。

※充電についてのご注意もご参照ください。





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